2022年8月26日、大手脱毛サロン「脱毛ラボ」の運営会社である「株式会社セドナエンタープライズ」が、破産手続開始の申立てをおこないました。
これにともない、脱毛ラボは同日付で一切の業務を停止。
事実上の倒産となっています。
脱毛ラボといえば、月額プランが安く幅広い年代の女性に人気があった脱毛専門サロンです。
いったい何が理由で、大手の脱毛サロンが倒産に至ってしまったのでしょうか?
今後の施術(すでに入れてあった予約)や返金対応は?
現時点でわかっていること、そして脱毛ラボが閉鎖したことで被害を受ける女性たちが今後どうすれば良いのかを、詳しくお伝えします。
※8月28日の情報です。
脱毛ラボは倒産後どうなる?
一番気になるのは、これまで脱毛ラボに通っていた人への返金対応や今後の施術についてですよね。運営会社である「株式会社セドナエンタープライズ」が、代表取締役社長・小杉裕之氏の名前で公式に発表した「破産手続開始に関するお知らせ」をもとに、現時点でわかっていることをまとめました。
一切の予約・施術をキャンセル
まず、すでに入れている予約(カウンセリングを含め)はすべてキャンセルになります。
全国の脱毛ラボが閉まっている状態なので、予約を入れた店舗に行ってみても、残念ながらどうにもなりません……。
運営元の株式会社セドナエンタープライズが一切の事業を停止してしまったため、脱毛ラボが別の企業に譲渡されることは原則としてありません。つまり、脱毛ラボで施術を受けられることは今後もないものと考えられます。
未消化分の返金は未定
結論からいうと、すでに支払ってしまった未消化分の返金は未定です。
今後、裁判所が選任した破産管財人が、株式会社セドナエンタープライズの資産などを調査することになります。
脱毛ラボの顧客に返金できるだけの財産があれば、手続きをしたのちに順次返金という形になるでしょう。しかし、あまり期待はできません。
脱毛ラボからの公式文書(前掲)には、以下のような説明があります。
破産者の財産から租税などの優先的な債権や管財業務に必要な費用等を支払った後に、配当可能原資があれば、債権者の方々に公平に配当することになります。
(中略)
配当するに足る破産財団が形成された場合に、債権調査期間を経て行われる配当手続によってのみ返還を受けることができますので、申し訳ございませんが、直ちに返還することはできません。
(中略)
現在の見込みでは、債権者の皆様に対する配当は実施できない可能性が高いと思われます。
「債権者」とは、返金される可能性のある脱毛ラボの顧客のことです。
わかりやすくいうと、「どの程度の財産が残っているかを調査し・税金や事後処理に必要な費用を出し・顧客に返せる分のお金があれば返金します」ということ。
この文書を見る限り返金は難しく、また返金がおこなわれるとしてもかなり長い時間がかかるものと思われます。
顧客説明会の開催は今のところ予定なし
株式会社セドナエンタープライズによる顧客説明会は、現在のところ予定されていません。
脱毛ラボは全国に店舗があり、顧客を集めての説明会は難しいと考えられます。
新しい情報については、顧客に直接連絡されるほか、同社のHPに掲載されるとのことです。
直接説明が聞きたい/質問に答えて欲しい、と思っている脱毛ラボの顧客にとっては、残念な対応といえますよね。
分割払いや引き落としはすぐに停止できるケースも
施術代金を分割払いにしている人は、今すぐに自動引き落としを停止しましょう。
引き落とし先として指定しているクレジットカード会社、または銀行に連絡し、早めに手続きをしてください。また、脱毛ラボから案内された信販会社を利用してローン返済をしている場合は、まず信販会社に問い合わせましょう。
支払い済の代金の返還は現時点で難しいとのことですが、今後の支払いはすぐにストップできる可能性があります。
【最新情報】大手脱毛サロン「ラココ」が倒産した脱毛ラボの顧客を救済!?
大手脱毛サロンのラココが、脱毛ラボの顧客救済策を進めています。
もともとラココには「のりかえ割」があり、他サロンを解約してラココで契約をする人に対し、10%のキャッシュバックをおこなってきました。
今回、脱毛ラボ倒産を受け、脱毛ラボからののりかえ客にはさらなる特典を検討しているとのこと。
ラココはかつて、脱毛サロン「SASARA(ササラ)」が閉鎖した後に同店の顧客を一手に引き受けたという実績があります。
ラココの脱毛方法やプランは脱毛ラボとは違いますが、いま話題の「ルミクス脱毛」を受けられる人気の脱毛サロンです。
この機会に、カウンセリングを検討してみましょう。
そもそも脱毛ラボが倒産した理由とは
リーズナブルな脱毛料金が人気だった脱毛ラボ。月額定額制を業界内で初めて導入するなど、安い値段で多くの女性がキレイになれるようにといろいろ工夫をしてきた印象があります。そんな脱毛ラボが倒産に至った原因を探ってみました。
2020年4月からのコロナ感染拡大
もっとも大きな要因は、新型コロナウイルス感染拡大による業績の悪化です。
株式会社セドナエンタープライズからのお知らせ(前掲)に書かれているのは、以下のとおりです。
2020年4月からコロナ感染拡大が本格化し、サロン事業においては、2020年4月に全店休業を実施したことを始めとし、コロナの感染拡大状況に応じて、休業や時短営業などを繰り返さざるを得ない状況が断続的に発生しました。
(中略)
このような難局を乗り越えるためにあらゆる方策を模索しましたが、今般、今後の事業の見通しが立たない状況となり、やむを得ず破産手続開始の申立てを行うに至りました。
3年に渡るコロナ禍において、多くの企業が事業縮小や倒産に追い込まれています。
脱毛ラボを運営する株式会社セドナエンタープライズも例外ではなく、その波を乗り越えられなかったのでしょう。
2年間で多数の店舗が閉店・統合
約2年間で、脱毛ラボの多くの店舗が閉店・統合しました。
残った店舗に顧客や新規客が集まることになり、結果的に予約が取りづらくなる事態に。
これでは、通っている人は満足できませんし、ストレスになってしまいますよね。
全国の店舗で客離れが進み、業績不振から破産に至ったものと考えられます。
実際はそれほど安くなかった料金体制にも問題あり?
では、コロナ禍がなければ脱毛ラボは安泰だったのか?というと、やや疑問が残ります。
なぜなら、リーズナブルさを売りにしていた脱毛ラボは、実際はそれほど安くなかったからです。
脱毛ラボの料金プラン | ||
月額プラン | 2,189円 | 全身脱毛1回あたり 30,646円 |
回数プラン | 6回 175,980円 |
全身脱毛1回あたり 29,330円 |
全身脱毛1回あたりの価格が30,000円前後というのは、相場よりもかなり高い価格。
また、月々の支払いを抑えることができる月額プランは、1回の来店につき全身の1/14パーツを施術するというものでした。
全身脱毛1回分を終えるのに14カ月かかり、コスパの面では決して良くはなかったのです。
効果や施術に対する悪い口コミが多かった
経営状況が悪化する前々から、脱毛ラボは決して満点の脱毛サロンではありませんでした。
脱毛ラボの口コミや評価を改めて調べてみると、以下のことがわかります。
- 施術に時間がかかりすぎて疲れる
- スタッフによって丁寧だったり雑だったりする
- 産毛がキレイにならない
- 予約が取れない
脱毛ラボではS.S.C.脱毛という脱毛方法を採用してきましたが、これは抑毛ジェルとライトを併用する仕組みです。
抑毛成分を肌に浸透させて発毛をコントロールする方法なので、ムダ毛の減り方は比較的ゆっくりめ。また、産毛に影響を与えるのが難しいというデメリットもありました。
全身脱毛を安く・早く受けられる脱毛サロンが増えてきているなか、脱毛ラボの料金設定や施術方法では、遠からず客離れを起こしていたかもしれません。
現在の脱毛ラボは?社長・従業員(スタッフ)の状況
現在、株式会社セドナエンタープライズの事業は、脱毛ラボを含めすべて停止しています。詳しい状況を調べてみました。
公式サイトや広告からは一切が不明
8月26日より、脱毛ラボの公式サイトは破産手続き開始のお知らせ(前掲)のみとなっており、コールセンターは利用停止、ホットペッパーBeautyなどのポータルサイトも掲載を停止しています。
ECサイトなどにある広告も、内容を見られません。
また、株式会社セドナエンタープライズが販売していた家庭用脱毛器「脱毛ラボ・ホームエディション」の販売も停止されています。ホームエディションに関しては、メルカリなどのフリマサイトを調査したところ、現時点で出品が急増しているということはありませんでした。
社長・従業員(スタッフ)の状況
現在のところ、株式会社セドナエンタープライズの社長・従業員や脱毛ラボのスタッフの状況は不明です。
破産した企業の代表は破産管財人からの調査に応じる必要があるため、社長及び幹部はその手続きを中心に処理を進めているものと考えられます。
業務停止になった脱毛ラボのスタッフは、事実上無職です。
ちなみに、脱毛ラボからは従業員への給与未払いなどの声はあがっていません。
ですが、一部では数カ月前に支払い遅延があったという情報もあり、資金繰りが困難になっていた様子がうかがえます。
脱毛ラボだけじゃない…大手脱毛サロンでも油断は禁物
今回、倒産という衝撃的な結果となった脱毛ラボですが、実は大手の脱毛サロンでも決して安心はできません。脱毛ラボ以外の脱毛サロンについて、経営状況を調査してみました。
倒産/経営譲渡している脱毛サロン | |
脱毛ラボ | 2022年8月倒産 (返金未定) |
エターナルラビリンス | 2017年倒産 (未返金) |
キレイモ | 2021年経営譲渡 現在も営業※危機的状況 |
ミュゼプラチナム | 2015年/2020年 二度に渡り経営譲渡 現在も営業 |
ストラッシュ | 2021年経営譲渡 現在も営業 |
キレイモの経営危機
記憶に新しいのが、全身脱毛サロン「キレイモ」のニュースです。
2022年4月末、テレ朝ニュースがキレイモの金銭トラブルを報じました。従業員への給与未払い、解約した顧客に対する返金が遅れているといった内容です。また、内装業者への支払いが遅れているとの情報も。
脱毛ラボと同様、キレイモもコロナ禍で店舗が閉鎖・統合し、売り上げの減少から経営が傾いていきました。その後、2021年11月に前運営会社から現在の「株式会社ヴィエリス」に譲渡され、今回のトラブルが発生しています。
全国ニュースで金銭トラブルが発覚するなど、企業としてあってはならないことです。
ちなみに、ニュースが公開された後に従業員への給与は支払われたとのこと。しかし、給与未払いなどをきっかけに退職を申し出るスタッフへの引き止めは一切なかったそうです。
その後、「キレイモは倒産しない」という幹部のインタビューが公開されましたが、離職者が増えたために満足に営業ができていない店舗もあります。また、当サイトの調査によると、倒産しないと宣言したのみにとどまり今後の方針などは社内で一切共有されていないそうです。
そのため、キレイモが今後そのようになっていくのか(いずれ倒産するor別会社に譲渡して再建)は、誰にもわかりません。
「キレイモやばい」とのウワサがSNSでも広まっており、現在でも客離れは進んでいます。
ミュゼプラチナムは運営会社が二転三転
店舗数全国No.1を誇るミュゼプラチナムですが、実は何度か運営会社が変わっています。
もともと、ミュゼプラチナムを開業したのは「有限会社ジンコーポレーション」という会社でした。2003年7月のことです。
その後、順調に店舗を増やしてきましたが、2015年に「株式会社ミュゼプラチナム」に事業を継承。これは、「株式会社RVH」が連結子会社として設立した、ミュゼのための運営会社です。
ところが株式会社RVHのエステ経営がうまくいかず、2020年2月に「株式会社G.P.ホールディング」への事業譲渡を発表しています。
G.P.ホールディングの代表取締役は、エステサロンで有名なたかの友梨氏。
現在も株式会社ミュゼプラチナムとして運営されていますが、トップは二転三転しているという内情があるのです。
ストラッシュもオーナーチェンジ
SHR脱毛サロンとして口コミ評価の高いストラッシュも、オーナーチェンジをしています。
ストラッシュの創業は2015年。運営会社は「株式会社インターレイズ」です。
約6年間、順調に経営を続けてきた株式会社インターレイズですが、2021年末に「株式会社クリア」に合併し、解散しています。株式会社クリアは、男性専用脱毛サロン「MEN'Sクリア」を運営している会社です。
ちなみにMEN'Sクリアも創業は別会社ですが、法人譲渡で株式会社クリアの運営となりました。
現在、ストラッシュも株式会社クリアが運営しています。
2017年に倒産したエターナルラビリンスは一部未返金のまま
2017年に倒産したエステサロン「エターナルラビリンス」は、結局、顧客に対する代金返還がままならないままでした。
ピーク時は全国に100店舗以上あったエターナルラビリンスが業績不振におちいったのは、2016年ごろのこと。解約を申し出た顧客への返金を拒否したり、虚偽誇大広告が発覚したりとトラブルが続き、業務停止命令が出されたのがきっかけです。
結局2017年に倒産に至りましたが、支払い済みの施術代金は返金されませんでした。
株式会社ミュゼプラチナムが経営を引き継ぎ、返金がないかわりにミュゼが残りの施術を引き受ける形に落ち着きましたが、ミュゼに移って施術を受けるためには追加料金が発生。
結果的に、エターナルラビリンスの会員に対する救済措置はなく、泣き寝入りという幕切れになってしまいました。
ここに注意!危険な脱毛サロンの特徴は?
通っている脱毛サロンが閉鎖してしまうと、支払ってきたお金はもちろんのこと、通ってきた時間さえも無駄になります。被害に遭わないために、危険な脱毛サロンの特徴をチェックしておきましょう。
現金一括払いを勧められるサロン
契約金額を一括払いにした場合、未消化分の代金返還がされない可能性が高いです。
2017年に倒産したエターナルラビリンスでも、全額一括払いにした顧客への返金は0円でした。
もともと持っていたクレジットカードでの分割払いや銀行ローンなどの場合は、クレカ会社や銀行で手続きをすることで引き落としをストップさせることができます。
「現金一括の方が安くなる」
「分割払いだと頭金や手数料がかかってその分高くなる」
などと全額現金一括払いを勧めてくる脱毛サロンは要注意です。
格安のキャンペーンや大幅割引プランをひんぱんに出してくるサロン
新規限定や期間限定の格安キャンペーンは、集客の手段です。
つまり、キャンペーンがなければ集客がままならず、経営状況があまり良くないという可能性があるのです。
また、このような脱毛サロンはキャンペーンで集めたお客に正規プランを強引に勧めたり、続けて通えば安く契約できるなどと勧誘したりすることが多いので、気をつけなければなりません。
長期契約を過剰に勧めるサロン
期限や回数なしの通い放題プランをメインにしている脱毛サロンには要注意です。
なぜなら、一度契約をすれば顧客からの支払いが保証され、万が一の倒産の際に未消化分の代金が返還されないことが多いからです。
また、倒産してしまった脱毛サロンと通い放題契約をしていた顧客は、他のサロンに引き取ってもらえないケースも。他サロンとしては、料金の支払いが済んでいてただ施術を受けるだけの顧客には、旨味がありません。
無期限通い放題の脱毛プランには魅力がありますが、同時にリスクがあることも覚えておきましょう。
知名度の低い個人経営のサロン
個人経営の脱毛サロンは、いつ業績不振におちいるかわかりません。
倒産のリスクだけではなく、急な値上げや無理な集客による予約の取りづらさなど、要注意ポイントはたくさんあります。
個人経営のエステサロンを選ぶのであれば、エステ関係の協会に加盟しているかどうか、都度払いができるかどうかなどを確認しましょう。
契約書の内容が不明瞭なサロン
エステの施術を受ける際には、契約書が発生します。
契約書の内容を確認するときは、主に以下の項目に注意しましょう。
- 施術内容
- 施術回数、期間
- トラブルが起きたときの対応
- 解約時の返金について
- 倒産したときの救済制度
これらが不明瞭な脱毛サロンは、まず信頼度が低いです。
そして、万が一倒産の危機におちいったときや実際に倒産してしまったとき、契約書に明確に書かれていないことに関しては泣き寝入りしなければなりません。
オーナーチェンジをしているサロン
脱毛サロンとしての営業自体は続いていても、運営会社やオーナーがたびたび変わっているサロンもあります。
運営会社が変わるということは、それまでの経営が厳しくなりサロンを手放すということ。
売り上げが伸びない脱毛サロンが、運営会社が変わったからといってすぐに復活するとは考えられず、顧客が満足できるだけのサービスを提供するのは非常に難しいでしょう。
2021年11月に運営会社が変わったキレイモは、売りに出す話がかなり前からあったにも関わらず、手を挙げる企業がまったくなかったという情報もあります。
行政指導を受けているサロン
消費者庁や公正取引委員会などから指導を受けているエステサロンにも注意が必要です。
最近では、2022年3月に大手脱毛サロンの「恋肌」を運営する会社が、改善を求める措置命令を受けました。
内容は、公式サイト及び広告の表示が実際と著しく異なるというもの。
また、大手エステサロンのPMKも、2022年6月に景品表示法違反(優良誤認)で消費者庁より再発防止を求める措置命令を受けています。
現在では改善されていますが、虚偽に近い宣伝によって集客をこころみるというのは、やはり悪質といわざるを得ません。
これからどうする?脱毛ラボを失った女性がやるべきこと
倒産してしまった脱毛ラボ。これからどうすれば良いんだろう?と途方に暮れている人も多いですよね。現時点で、脱毛ラボの顧客ができることをまとめました。
まず落ち着いて国民生活センターに連絡
国民生活センター(188)に相談すると、今後どのような対応を取れば良いかをわかりやすく説明してくれます。
クレジットカードの支払い停止や信販会社とのローン契約解除など、まず何から手を付ければ良いかわからない人は、まず国民生活センターに連絡しましょう。
その際、脱毛ラボと交わした契約内容が細かく書かれた契約書を手元に準備しておくこと。
今後やるべきことを教えてもらい、被害を最小限に抑えましょう。
破産管財人からの連絡や情報を待つ
株式会社セドナエンタープライズが破産手続きを申請し、すでに開始決定してしまった現在では、同社が顧客に直接対応する義務はなくなります。
すべて破産管財人を通して進められるため、顧客は連絡を待つしかありません。
返金については、倒産前であれば国民生活センター(前掲)に対応を一任するという手段がありましたが、倒産してしまった現在ではそれも有効な手とはいえません。破産の場合、債権者に返せる財産があれば配当するという仕組みになっているからです。
今後、集団訴訟という動きがあるかもしれないので、脱毛ラボに関する情報はマメにチェックしていきましょう。
のりかえ割引のある脱毛サロン一覧
今後も脱毛を続けたい人は、のりかえ割引のある脱毛サロンがおすすめです。
これは、別の脱毛サロンを解約して違う脱毛サロンと契約するとき、会員証や契約書を提示することで割引を受けられるシステムです。
現在、のりかえ割引を実施している脱毛サロンと、各サロンの割引特典は以下のとおりです。
- ラココ…最大10%キャッシュバック
- 銀座カラー…最大20,000円OFF
- シースリー…10,000円OFF
- 恋肌…最大50,000円OFF
- ストラッシュ…最大30%OFF
今すぐに新しい脱毛サロンに通うのは難しいかもしれませんが、いずれ脱毛を再開するときには上記の脱毛サロンを参考にしてくださいね。
脱毛ラボからののりかえにおすすめ!「ラココ」ってどんな脱毛サロン?
脱毛を続けたい人にもっともおすすめなのは、ルミクス脱毛サロンの「ラココ」です。ラココの特徴を、簡単に紹介します。
リーズナブルな料金&良心的なサービスが魅力
ラココは、全身脱毛からパーツ別脱毛まで豊富にそろっている脱毛サロンです。
主なメニューと料金は以下のとおり。
ラココの料金プラン | |
月額プラン | 顔・VIO込み全身6回 3,300円 ※初月0円 ※総額118,800円 |
回数プラン | 顔・VIO込み全身 5回86,900円 |
VIO脱毛 | VIO全7パーツ各12回 月額3,300円 ※総額118,800円 |
オーダーメイド 脱毛 |
好きなパーツ計50回 月額4,500円 ※初月7,500円 ※総額165,000円 |
ラココの人気プランである顔とVIO込みの全身脱毛(6回)は、月額3,300円/総額118,800円です。
全身脱毛1回あたりの単価は、19,800円。脱毛ラボに比べて、約10,000円も安いんです!
月額3,300円プランは1回の来店ですべてのパーツの施術が可能。さらに、1カ月に1回のペースで通うことができます。
施術が速い→予約が取りやすい
脱毛ラボでは、全身脱毛に90~120分かかりました。施術室が埋まると2時間は空かず、そのため予約が取りづらいというデメリットも……。
とくに平日の夕方~夜や週末は予約が取れず、通いたくても通えないという人も多数いました。
ラココは、1秒に10ショット連射できるスライド照射のため、全身脱毛の際のサロン滞在時間が1時間前後です。
これまで「脱毛サロンに通うのは大変!」と感じていた人は、「美容室感覚で脱毛サロンに通える」ことに驚くかもしれません。
脱毛できないパーツなし!ハイスペック脱毛機
脱毛ラボが使用していた脱毛機「PSクリプトン」は、産毛の脱毛が難しいという弱点がありました。
黒く太いムダ毛も徐々に弱って産毛化していくため、ムダ毛が完全になくならず、手触りツルツルとまではいかなかったのが実情です。
ラココが導入しているのは、業界で最高峰といわれているSHR脱毛機「ルミクスA-9」。
すべての毛の毛包にアプローチするため、黒い毛・産毛・金髪すべてOKです。また、脱毛ラボでは厳禁だった日焼けもラココなら大丈夫!
脱毛機メーカープロデュースサロンだから安全
ラココは、ルミクスのメーカー直営のサロンです。
脱毛機の購入や維持に経費がかからず、つねに最新の機械を使えるという利点があるため、経営不振で閉店する店舗はほぼありません。
また、ルミクスA-9はメンズ脱毛サロンや個人サロンでも人気があり、導入サロンが増えています。運営会社の経営は安泰!といって良いでしょう。
事実、2020年からの新型コロナウイルス感染拡大による営業自粛にあっても、大手サロンの中でラココだけが店舗を拡大させてきました。
逆風に負けずに、キレイになりたい女性すべてにサービスを提供してきたラココなら、脱毛ラボからののりかえに最適といえます。
まとめ
脱毛ラボの突然の倒産について、現時点でわかっていることをまとめました。
倒産してしまった以上、今後の対応を待つしかないというのが非常にツラい状況ですよね。
今できることは、契約書の確認と支払い停止の手続きです。その後は、破産管財人からの連絡を待つしかありません。
脱毛を続けるなら、のりかえ割引のある脱毛サロンがおすすめ。
とくにラココは、脱毛ラボからののりかえ客への特典付与を検討しているとのことなので、落ち着いたら問い合わせてみるのも良いでしょう。
当サイトでも、続報を掲載していく予定です!