銀座カラーだけじゃない!倒産・事業停止したおもな脱毛サロン
ここ数年で、倒産または事業を停止した脱毛サロン(運営会社)の情報をまとめました。
脱毛ラボ|セドナエンタープライズ
2022年8月、脱毛ラボを運営するセドナエンタープライズが自己破産申請の手続きを開始。
顧客の施術やカウンセリング等はすべてキャンセル扱いになり、返金も不透明なままという状況となりました。
脱毛ラボは、業界初の月額定額支払い制度導入や家庭用脱毛器などの販売など、独自戦略で業績を伸ばしていた脱毛サロンです。
安い月額プランが若い女性に人気でしたが、コロナ禍による業績不振や度重なる値下げによって売上が減少し、倒産に追い込まれています。
ラドルチェ|株式会社ラドルチェ
関西エリアを中心に展開していたラドルチェは、2023年4月に全店舗を閉鎖し事業を停止。
もともと、無制限のアフターサービス付き全身脱毛を提供していたものの、2022年1月にサービスを一方的に「セルフ脱毛」に変更したことから、評判が悪化したといういきさつがあります。
これによって新規客の獲得が難しくなり徐々に店舗を減らしていきましたが、2023年4月に最後の1店舗だった阪急梅田駅前店が閉店しました。
現在、「消費者支援機構関西」が共通義務確認訴訟を大阪地方裁判所民事部に提起しています。
C3(シースリー)|ビューティースリー※経営譲渡
2023年9月、全身脱毛通い放題で人気だったシースリーを運営するビューティースリーが自己破産を発表。負債額は80億円といわれており、これは過去3番目に多い金額です。
現在では、一部店舗の運営を、FAVORIX BEAUTY株式会社に譲渡しています。
新会社が営業できない店舗に関しては、残念ながら閉鎖という事態になりました。
倒産の理由として、有効期限・回数上限のない通い放題コースがメインだったため、追加の売上が見込めずに経営不振に陥ったのではないかと考えられています。
シースリーは倒産の直前まで新規客への勧誘をおこなっていたという情報もあり、それが事実なら詐欺罪(刑法246条)に当たる可能性もあるという話も聞かれます。
SASALA(ササラ)|株式会社ビューテック※経営譲渡
ハイブリッド脱毛とスピード施術、脱毛期間6カ月というのがアピールポイントだったササラは、2022年に他会社に経営を譲渡しました。
ササラという店名は残らず、現在は大手脱毛サロンの「LACOCO(ラココ)」で顧客の施術を引き受けています。
移行の前には運営会社の社名や代表者の変更があり、最終的にはサロン全店閉鎖となりましたが、倒産にはいたっていません。
恋肌|セブンエー美容株式会社、他※新規受け入れ終了
ポップでカジュアルな内装と安い月額プランで人気の恋肌は、2023年6月に新規の受け入れを終了しています。
恋肌では、昨年より少しずつ店舗を削減しており、店舗閉鎖したエリアの顧客に関しては提携の「エミナルクリニック」で施術を継続しています。
新規客を受け入れて急に倒産してしまう脱毛サロンに比べると、事前告知をしている分だけ、良心的といえるかもしれませんね。
エピレ|TBCグループ株式会社※事業終了予定
老舗のエステティックサロン「TBC」の姉妹店である脱毛専門の「エピレ」は、2023年12月29日をもって全店閉鎖することを決定しています。
事業を修了することについては、2022年11月に公式サイトで発表があり、新規受け入れは2022年12月末ですでに終了していました。
もともとTBCでおこなっていた脱毛コースのみをエピレに広げた形だったので、今後は再びTBCに一本化するという方向になりそうです。
大手脱毛サロンが潰れるおもな理由
大手脱毛サロンが倒産するおもな理由を、3つに分けて解説します。
1.追加見込みのない通い放題プラン
人気があったはずの大手脱毛サロンが倒産してしまう大きな理由として、無制限の通い放題プランを売りにしていたという点があげられます。
なぜなら、通い放題プランは契約締結した時点でそれ以上の売り上げは見込めず、その後はただ施術を提供していくだけになってしまうからです。
安い料金で脱毛サロンに好きなだけ通えるとなると、新規客は簡単に集まるでしょう。
しかし、その顧客を維持していくだけでは、契約金額以上の収入は発生しません。
結果的に「頭打ち」となり、経営が傾く⇒潰れるという構造が生まれます。
2.店舗増加→削減の悪循環
店舗を増やしすぎ、採算が取れない店舗が企業全体の売り上げを食い潰して経営が悪化するというケースもあります。
店舗展開は、新しい顧客をつかんで売り上げを伸ばすためには欠かせない戦略ですが、その分経費もかかります。
不採算店舗ではノルマが厳しくなり、顧客トラブルやスタッフの退職につながってしまうことも。
そこで店舗を減らすと統合先に顧客が集中し、予約が取れないなどの問題が発生して評価が下がっていくという悪循環が発生してしまうのです。
3.顧客からの不満・人気の低下
脱毛サロンを長く経営していくためには、顧客からの評価が欠かせません。
良い評価をもらって口コミを投稿してもらったり、友人知人を紹介してもらったりすることで、新規顧客を獲得することができます。
しかし、さまざまな理由で顧客からの評価が下がってしまうと、そこからの回復が困難になります。
人気が落ちた脱毛サロンは、中途解約にともなう返金や広告料などの出費で首を絞められ、経営不振に陥っていきます。
銀座カラーを解約する方法
銀座カラーを解約する方法を、3つの手順に分けて説明します。解約を検討している人は、ぜひ参考にしてください。
1.店頭またはコールセンターに連絡する
銀座カラーの解約申し込みは、サロン店頭またはコールセンターで受け付けています。
ネットからは申し込みできません。
解約にともなう条件などの詳細は、契約プランごとに異なる可能性があるので、事前に契約書類を確認してみましょう。
2.必要書類を提出する
解約手続きは、銀座カラーから出される所定の書類に必要事項を書き込み、それを提出する形になります。
コールセンターに解約申し込みをする場合は、書類を郵送してもらうことも可能です。
店頭で解約手続きをする際は、印鑑などを忘れずに持参しましょう。
3.支払いをストップする
クレジットカード払いをしている人は、銀座カラーの契約解除とは別に、支払いをストップする手続きを忘れずにしてください。
各カード会社で対応が異なるため、詳細は契約しているカード会社に問い合わせましょう。
脱毛サロン側が解約を拒んだ場合でも、支払い停止申請の手続きをおこなえば、損害を最小限に抑えることができます。
銀座カラーを解約したときの返金額
銀座カラーを解約したときに返ってくる契約金額は、契約日から解約日までの日数や施術回数によって、以下のように異なります。
契約から8日以内(クーリングオフ)
銀座カラーとの契約が締結して8日以内であれば、クーリングオフ対象期間です。
この間に契約を解除すれば、契約金額は全額返金されます。
クーリングオフの場合はサロン店頭やコールセンターに問い合わせをする必要はなく、ハガキや電子メールで契約を解除する内容の文書を送るだけで構いません。
契約日を第1日めとし、8日以内に必ず処理しましょう。
契約から9日以降~2年間/3年間(中途解約)
銀座カラーと契約してから9日以降になるとクーリングオフはできず、中途解約という扱いになります。
返金額は、支払い総額-施術1回あたりの料金×施術回数となります。
たとえば、全身脱毛6回を59,400円で契約し、3回の施術を受けた後に解約する場合、返金されるのは29,700円です。
年間通い放題プランなどを契約していた場合、2年間プラン=10回/3年間プラン=12回で計算しましょう。
※銀座カラーは解約手数料0円となっています。
契約から2年間/3年間(保証期間外)
銀座カラーでは、返金に対応する期間として、プランによる2年または3年の期限を設定しています。
契約日から2~3年たった後は、残念ながら返金はありません。
返金なく解約をするだけでは損にしかならないので、他社からの移動で割引がある脱毛サロンを探すのも良いでしょう。
銀座カラーからののりかえでお得に契約できるおすすめ脱毛サロン
銀座カラーを解約しても脱毛は続けたい!という人におすすめの脱毛サロンを、3社紹介します。
LACOCO(ラココ)
出典:LACOCOプロモーションサイト
おすすめポイント
- 全身脱毛が月額3,300円~
- 分割手数料等が0円
- のりかえで10%キャッシュバック
ラココは、北海道から沖縄まで全国98店舗展開している脱毛サロンです。
銀座カラーよりも店舗が多いので、店舗閉鎖や統合のため予約が取れず困っている人や、店舗自体が近くになくなってしまったという人にも、通いやすい脱毛サロンといえます。
ラココでは、他社からののりかえで契約金額の10%をキャッシュバックするキャンペーンを実施中。
さらに、全身脱毛月額プランの新規契約で初月0円というサービスもおこなっています。
3,300円の月額定額支払いにしても頭金や分割手数料が発生せず、諸費用で出費が高くなってしまうことはありません。
全身脱毛プランの他、VIO脱毛やオーダーメイド脱毛もあるので、まだ部分的にムダ毛が残っている部分があるという人にもおすすめです。
顔・VIOを含む
全身脱毛6回 |
月額3,300円
総額118,800円 |
全身脱毛
1回あたり |
19,800円 |
VIO脱毛
12回 |
月額3,300円
総額118,800円 |
オーダーメイド脱毛
計50回 |
月額4,500円
※初月7,500円
総額165,000円 |
脱毛方式 |
SHR脱毛 |
脱毛機 |
ルミクスA-9X |
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ストラッシュ
出典:ストラッシュプロモーションサイト
おすすめポイント
- 全身脱毛が月額2,900円~
- のりかえで最大30%OFF
ストラッシュの店舗は、銀座カラーより多い全国48店舗。主要都市にはほぼ店舗をかまえています。
ストラッシュの魅力は、他社からののりかえで割引が得られる「リベンジ割」が最大30%OFFになっている点です。
10~15%OFFという脱毛サロンが多い中、最大30%が契約金額から直接値引きになるのは嬉しいですよね。
顔とVIOを含む全身脱毛6回は、125,400円です。
価格自体は銀座カラーより高額ですが、ストラッシュの全身脱毛にはエレクトロポレーション施術がセットになっているため、コスパは決して悪くありません。
顔・VIOを含む
全身脱毛6回 |
月額2,900円
総額125,400円 |
全身脱毛
1回あたり |
20,900円~ |
全身脱毛
月額プラン |
4,400円 |
顔脱毛
6回 |
58,870円 |
VIO脱毛
6回 |
47,760円 |
脱毛方式 |
ISGトリプルアタック脱毛 |
脱毛機 |
STRIKE |
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RinRin(リンリン)
出典:RinRinプロモーションサイト
おすすめポイント
リンリンは、東海エリアを中心に甲信越~中国四国まで56店舗展開しています。
愛知県を含む東海地方や近畿、中国地方にはとくに店舗が多いため、該当エリアに住んでいて銀座カラーから他社へののりかえを考えている人は、ぜひ候補にいれておきましょう。
リンリンののりかえ割は、契約金額からの10%OFFとなります。
また、初回に限り全身脱毛6回55,000円というリーズナブルな価格で契約をすることが可能です。
全身脱毛だけではなく、両ワキ脱毛の回数コースやS~Lのパーツ別脱毛プランがあるので、銀座カラーでやり残した部分をキレイにしたいという人にも向いています。
顔・VIOを含む
全身脱毛 |
初回限定
6回55,000円 |
両ワキ
8回 |
7,800円 |
Sパーツ
8回 |
16,800円 |
Mパーツ
8回 |
28,800円 |
Lパーツ
8回 |
36,000円 |
脱毛方式 |
SPL脱毛 |
脱毛機 |
VERTEX |
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まとめ
最近の銀座カラーにまつわるウワサの検証をお届けしました。
約5カ月に1回しか予約が取れないことや、無制限通い放題をはじめとする契約内容の変更は、事実のようです。
脱毛サロン恋肌がエミナルクリニックへ移行するように、もしかすると銀座カラーもじぶんクリニックへの事業統合を検討しているのでしょうか。
広告をストップするからといってすぐに潰れるとは限りませんが、銀座カラーが徐々に通いづらい脱毛サロンになってきつつあるのは否定できません。
脱毛サロンに限らず、自己破産をした企業は顧客への責任義務がなくなります。
これからも安心して脱毛を続けていきたい人は、のりかえ割引で安く契約できる脱毛サロンへの移動を検討するのもひとつの手段といえるでしょう。